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慶應の中でも最強!幼稚舎出身者の結束度

こんにちは!

資産運用情報サイト「マネしたい!だれでも資産運用 ~初心者向けおすすめ資産運用・投資サイト~」を運営する、本郷マサシです。


「本郷マサシのお金のコラム」第四回は、
  日本最高峰の小学校といわれる慶應幼稚舎に関するお話

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読者の方の中にも、絶賛子育て奮闘中のの方もいらっしゃるでしょう。

お子さんの将来を大きく左右するかもしれない学校の選択。

「学閥なんて大嫌い、実力でやっていくべし!」という意見もごもっともですが、学生時代の結束力が将来のビジネスにまでも影響することが少なくないのも事実。

その一例として今日は、結束が強い慶應の中でも最強とされる「幼稚舎」の存在についてお話しようと思います。

 

慶応の中でも内部進学生ほど結束力は最強

慶応義塾大学の同窓組織「三田会」。

サンダカイじゃないです、ミタカイです。

色々な大学の同窓組織の中で最も強い結束力を誇るのがこの「三田会」。

三田会は職域別・地域別・年度別・学部別など800を超える組織で構成され、メンバーは40万人近くにおよびます。

同窓組織ではOBの住所がわからなくなることが少なくありませんが、三田会の住所捕捉率は群を抜いてすごい。

130年、140年といった節目で盛大なイベントが開催されるのも有名です。

三田会の活発な活動を支えるのは、創業性の強い慶應」意識です。初対面でもお互い慶應卒というだけであっという間に打ち解け合う…といった話もよく聞きます。

慶應の結束力を支えるのがいわゆる「塾校生」と言われる内部進学者。

全卒業生の2割に過ぎない内部進学組ですが、影響力は絶大。高校、中学とさかのぼるにつれて結束力はますます高まり、最強が慶應幼稚舎(幼稚園ではなくて小学校)です。

 

最高の教育環境で育まれる友情

幼稚舎の設立は1874年、福沢諭吉の薫陶を受けた和田義郎が始めた「和田塾」が原点です。1937年には現所在地の広尾に移転、谷口吉郎東宮御所などを手がけた人物)の設計による校舎は、モダニズムの名建築と称賛されるほど。

そんな芸術的価値の高い校舎で、幼稚舎の子供たちは6年間クラス替えをすることなく一生モノとなる友情を育むのです。 

そういえば、嵐の櫻井翔さんは今年初めに同じ幼稚舎出身の元同級生とのお付き合いが報じられていましたね。これにも一つ、僕は慶応幼稚舎の結束のようなものを勝手に感じました(笑)

政界・財界…幼稚舎出身の華麗なる人脈

さて、幼稚舎OBには、既出の櫻井翔(嵐・父は総務官僚)・中曽根康孝衆院議員(祖父は康弘元首相)・石原良純(父は石原慎太郎)・岸信夫衆院議員(祖父は伸介元首相)など、政財界の御曹司がズラリと並びます。

その他、各界のそうそうたる人物が子息を幼稚舎に通わせているのは有名な話…。マサシも同幼稚舎出身の友人がいますが、その友人にクラス名簿を見せてもらった時はビックリ仰天でした。

幼稚舎から大学と15年以上を共にし、社会的に影響力をもつ大人に成長したOB同士の繋がりは、人脈という形でビジネスや政治の場でも様々なチャンスを生み出します。

冷徹なビジネス社会を活きていくうえで、人脈がいかに大事かは言うまでもありません。
 

「子どもを幼稚舎に入れる」メソッド

子供にベストな環境で教育を受けさせたい。将来の為によい人脈を築かせてあげたい。

では、どうすれば慶応幼稚舎に入れるのだろうか。

現実には、親が幼稚舎OB・多額のドナー(寄付者)、もしくは強力な口利きがあるなどを除いて、コネなしで入れる枠は相当限られています。

その狭き門をくぐるために、伸芽会・ジャック、さらにはカリスマ個人塾など、合格実績の高い進学教室に通わせるのが一般ルートです。

(ここでやっとお金の話ですが)

教室受講料・受験用スーツなど、合わせるとお受験に掛かる費用は100万円ほど必要。

ちなみに入舎後はもっと大変です‥。

幼稚舎の学費は年120万円。
卒業までに700万円かかります。
※海外交流プログラムなどの費用は含まれていません。

幼稚舎を卒業した後は、中学、高校、慶応義塾大学と進学するのが普通。学費の負担は大学卒業までずっと重くのしかかります。

一般私立の大学4年間の授業料が400万~500万ほどですから、どれだけ高いかは明らかですね‥

 

幼稚舎に入れるメリットは確かに大きいが‥!

まとめると、

「幼稚舎は学費もかかるが最高の教育環境、生涯の仲間、人脈形成メリットは大きい」

ただし、名門小に通わせるだけが「選ぶべき人生」とは限りません。
※庶民の僕の負け惜しみではないですよ!本当にそう思ってます(笑)!


そもそも学校に行く目的は、勉強・友達作り、そして「社会勉強」だと思います。

学力、家庭環境、資金力など数ある条件をクリアした(ある意味似通った)友人の集まる名門小。

代わって、公立の小学校にはそんな条件はありません。

富裕層がいれば、そうでない家庭の子もいる。
学力の高い子がいれば、そうでない子もいる。
勉強はできないけど、体育がすごく得意な子もいる。

 いわば公立小学校は「社会の縮図」。

結局大学を卒業すれば「社会」に出るのだから、小さい内から「社会」勉強を積むのも大事なのではないでしょうか。

※良いこと言いました。

 

終わり。

 

紹介:本郷マサシ(元銀行員ブロガー)

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